札幌市議会 > 2016-11-29 >
平成28年第 4回定例会−11月29日-目次
平成28年第 4回定例会−11月29日-01号

  • "専決処分"(/)
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  1. 札幌市議会 2016-11-29
    平成28年第 4回定例会−11月29日-01号


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    平成28年第 4回定例会−11月29日-01号平成28年第 4回定例会               平成28年   第4回定例会          札 幌 市 議 会 会 議 録 ( 第 1 号 )           平成28年(2016年)11月29日(火曜日)         ―――――――――――――――――――――――――――議事日程(第1号)  開会日時 11月29日 午後1時 第1 会期の件 第2 議案第1号から第26号まで(市長提出)  ―――――――――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件 日程第1 会期の件 日程第2 議案第1号 平成28年度札幌市一般会計補正予算(第4号)  議案第2号 平成28年度札幌市土地区画整理会計補正予算(第1号)  議案第3号 平成28年度札幌市国民健康保険会計補正予算(第2号)  議案第4号 平成28年度札幌市後期高齢者医療会計補正予算(第1号)
     議案第5号 平成28年度札幌市介護保険会計補正予算(第3号)  議案第6号 平成28年度札幌市公債会計補正予算(第3号)  議案第7号 平成28年度札幌市病院事業会計補正予算(第1号)  議案第8号 平成28年度札幌市軌道事業会計補正予算(第1号)  議案第9号 平成28年度札幌市高速電車事業会計補正予算(第2号)  議案第10号 平成28年度札幌市下水道事業会計補正予算(第1号)  議案第11号 札幌市職員給与条例等の一部を改正する条例案  議案第12号 公の施設の指定管理者の指定の件(自閉症者自立支援センターデイサービスセン   ター)等)  議案第13号 公の施設の指定管理者の指定の件(二条はるにれ児童会館)  議案第14号 公の施設の指定管理者の指定の件(都市公園)  議案第15号 札幌市個人情報保護条例及び札幌市情報公開個人情報保護審議会及び札幌市情報公   開・個人情報保護審査会条例の一部を改正する条例案  議案第16号 札幌市職員退職手当条例の一部を改正する条例案  議案第17号 札幌市基金条例の一部を改正する条例案  議案第18号 札幌ウィンタースポーツミュージアム条例の一部を改正する条例案  議案第19号 札幌市介護保険条例の一部を改正する条例案  議案第20号 札幌市指定地域密着型サービス及び指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設   備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例案  議案第21号 札幌市都市景観条例の一部を改正する条例案  議案第22号 札幌市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例案  議案第23号 損害賠償及び和解に関する件  議案第24号 損害賠償及び和解に関する件  議案第25号 平成29年度当せん金付証票発売限度額を定める件  議案第26号 市道の認定及び変更の件  ――――――――――――――――――出席議員(65人)  議   長       鈴 木 健 雄  副 議 長       恩 村 一 郎  議   員       村 山 拓 司  議   員       村 松 叶 啓  議   員       松 井 隆 文  議   員       中 川 賢 一  議   員       成 田 祐 樹  議   員       かんの 太 一  議   員       岩 崎 道 郎  議   員       松 原 淳 二  議   員       竹 内 孝 代  議   員       わたなべ 泰行  議   員       前 川 隆 史  議   員       平 岡 大 介  議   員       田 中 啓 介  議   員       中 山 真 一  議   員       伴   良 隆  議   員       阿部 ひであき  議   員       小 竹 ともこ  議   員       北 村 光一郎  議   員       中 村 たけし  議   員       林   清 治  議   員       村 上 ゆうこ  議   員       小 口 智 久  議   員       好 井 七 海  議   員       丸 山 秀 樹  議   員       池 田 由 美  議   員       太 田 秀 子  議   員       村 上 ひとし  議   員       石 川 佐和子  議   員       飯 島 弘 之  議   員       こじま ゆ み  議   員       佐々木 みつこ  議   員       宗 形 雅 俊  議   員       よこやま 峰子  議   員       小須田 悟 士  議   員       山 口 かずさ  議   員       小 川 直 人  議   員       しのだ 江里子  議   員       長谷川   衛  議   員       福 田 浩太郎  議   員       國 安 政 典  議   員       小 形 香 織  議   員       細 川 正 人  議   員       長 内 直 也  議   員       五十嵐 徳 美  議   員       こんどう 和雄  議   員       峯 廻 紀 昌  議   員       桑 原   透  議   員       三 宅 由 美  議   員       ふじわら 広昭  議   員       大 嶋   薫  議   員       伊 藤 理智子  議   員       坂本 きょう子  議   員       高 橋 克 朋  議   員       勝 木 勇 人  議   員       宮 村 素 子  議   員       三 上 洋 右  議   員       武 市 憲 一  議   員       小 野 正 美  議   員       畑 瀬 幸 二  議   員       福 士   勝  議   員       本 郷 俊 史  議   員       涌 井 国 夫  議   員       松 浦   忠  ――――――――――――――――――欠席議員(2人)  議   員       山 田 一 仁  議   員       堀 川 素 人  ―――――――――――――――――― 〇説明員  市   長       秋 元 克 広  副 市 長       町 田 隆 敏
     副 市 長       板 垣 昭 彦  副 市 長       吉 岡   亨  交通事業管理者  交 通 局 長     相 原 重 則  水道事業管理者  水 道 局 長     岸   光 右  病院事業管理者  病 院 局 長     関   利 盛  危機管理対策室長    河 原 正 幸  総 務 局 長     野 崎 清 史  まちづくり政策局長   浦 田   洋  財 政 局 長     中垣内 隆 久  市民文化局長      池 田 佳 恵  スポーツ局長      石 川 敏 也  保健福祉局長      瀬 川   誠  子ども未来局長     村 山 英 彦  経済観光局長      小 西 正 雄  環 境 局 長     谷 江   篤  建 設 局 長     若 松 郁 郎  下水道河川局長     高 松 康 廣  都 市 局 長     大 場 里 樹  会 計 室 長     川 畑   恵  消 防 局 長     大 島 光 由  教育委員会教育長    長 岡 豊 彦  教育委員会委員     長 田 正 寛  選挙管理委員会委員長  伊 藤 知 光  選挙管理委員会委員   馬 場 泰 年  選挙管理委員会委員   西 村 茂 樹  人事委員会委員長    大 塚 龍 児  人事委員会事務局長   西 田 健 一  監 査 委 員     藤 江 正 祥  監 査 委 員     窪 田 もとむ  監査事務局長      木 村 義 広  ――――――――――――――――――事務局出席職員  事 務 局 長     出 井 浩 義  事務局次長       泉   善 行  政策調査課長      中 田 光太郎  議 事 課 長     田 口 繁 治  調 査 係 長     石 堂 正 章  議 事 係 長     深 井 貴 広  委員会担当係長     斉 藤 匡 朋  委員会担当係長     数 田 光 嘉  書   記       下 間 孝 洋  書   記       片 桐   巧  ――――――――――――――――――       開 会 午後1時  ―――――――――――――――――― ○議長(鈴木健雄) ただいまから、平成28年第4回札幌市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  ―――――――――――――――――― ○議長(鈴木健雄) 出席議員数は、65人です。  ―――――――――――――――――― ○議長(鈴木健雄) 本日の会議録署名議員として五十嵐徳美議員、林 清治議員を指名します。  ―――――――――――――――――― ○議長(鈴木健雄) ここで、事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎事務局長出井浩義) 報告いたします。  山田一仁議員堀川素人議員は、所用のため、本日の会議を欠席する旨、届け出がございました。  本日の議事日程請願受理付託一覧表は、お手元に配付いたしております。  以上でございます。  〔一覧表は巻末資料に掲載〕  ―――――――――――――――――― ○議長(鈴木健雄) 次に、去る10月6日の本会議において同意の議決を行い、任命されました本市教育委員会委員をご紹介します。  長田教育委員。 ◎教育委員長田正寛) 長田正寛と申します。この札幌市におきまして、30年間にわたり法律事務所を経営している弁護士でございます。  このたび、秋元市長より、10月11日、札幌市教育委員会の委員を拝命いたしました。拝命に際しましては、本議会にご同意をいただきまして、まことにありがとうございます。御礼申し上げます。  教育委員に拝命を受けてから、2カ月近くたちました。この間、何回かの会議に出席をいたしました。この間、札幌市教育委員会が抱えているいろいろな課題、あるいは直面している問題等を存分に知りました。私は、教育行政にはこれまでほとんど携わっておりませんし、教育のことに関しては素人でございます。しかしながら、私の弁護士としての経験を生かして、札幌市における教育がよりよいものになるように尽くしてまいる気持ちでおります。  どうか、4年間、この任期を全うする所存でおりますので、皆様にもよろしくお願い申し上げて、私の挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。(拍手)  ―――――――――――――――――― ○議長(鈴木健雄) これより、議事に入ります。  日程第1、会期の件を議題とします。  (細川正人議員「議長」と呼び、発言の許可を求む) ○議長(鈴木健雄) 細川正人議員。 ◆細川正人議員 会期設定の動議を提出いたします。  本定例会の会期を本日から12月13日までの15日間とすることを求める動議であります。(「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健雄) ただいまの細川議会運営委員長の動議に対し、所定の賛成者がありますので、本動議を直ちに問題とし、採決を行います。  動議のとおり決定することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健雄) 異議なしと認めます。  したがって、本定例会の会期は、本日から12月13日までの15日間と決定されました。  ―――――――――――――――――― ○議長(鈴木健雄) 次に、日程第2、議案第1号から第26号までの26件を一括議題とします。  いずれも、市長の提出によるものです。  提案説明を求めます。  秋元市長。  (秋元克広市長登壇) ◎市長(秋元克広) 提案説明に当たりまして、札幌市民及び市議会の皆様に、元札幌市職員が在職中の行為に関して逮捕された事件、市有施設におけるアスベスト問題への対応、さらに、教職員による不祥事に関しまして、市政全般を預かる立場から、おわびをさせていただきたいと存じます。  まず、今月7日に、札幌市が発注する業務の指名競争入札に関しまして、官製談合防止法違反の容疑で元札幌市職員が逮捕されるという、市民の皆様の市政に対する信頼を大きく損なう事態に至りました。このことはまことに遺憾であり、大変申しわけなく思っているところでございます。  この件につきましては、単に一職員の資質の問題としてではなく、本市全体の問題として大変重く受けとめており、現在、全局・区を対象に実施している入札・契約事務の検証結果を踏まえ、競争性、公平性、そして透明性の観点から、入札契約制度のあり方について見直しを徹底してまいります。  また、市有施設におけるアスベスト問題に関しましては、施設周辺の住民の皆様を初め、特に市立の小・中学校におきまして、児童生徒や保護者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしております。このことについても、大変申しわけなく思っており、この問題に関する一連の対応につきまして、本市内部での検証を進めるとともに、第三者による検証を行うことにより、原因の究明と今後の再発防止に向けた取り組みを徹底してまいります。また、健康に与える影響などにつきましても、外部の専門家のご意見をいただき、市民の皆様に安心していただけるよう取り組んでまいります。  さらに、今年度に入り、未成年者へのわいせつ行為など教職員のたび重なる不祥事が発生していることについては、極めて遺憾に思っております。  教育委員会においては、再発防止に向けて一層の決意を持って取り組みを進めており、私といたしましても、本市職員のさらなる意識改革に取り組んでまいります。  これらの一連の事態につきまして、市民の皆様の市政全体に対する信頼回復に向け、私自身、強い危機感を持って全庁を挙げて取り組んでいく所存であります。  それでは、ただいま上程をされました諸案件につきまして、逐次、提案の趣旨とその概要をご説明申し上げます。  初めに、議案第1号 平成28年度札幌市一般会計補正予算であります。  歳入歳出予算補正項目の第1は、新たに国庫補助の見通しを得たものに係る追加であります。  これは、経済対策等に関連した国の補正予算等を活用し、地下歩行空間におけるICTの実証実験を行うとともに、札幌駅前通公共地下歩道及び地下鉄さっぽろ駅の改修工事路面電車の既設線の機能向上に係る工事を行うほか、道路、街路の新設改良舗装補修、橋梁の長寿命化、老朽化した除雪機械の購入等の事業を行うものであります。  補正項目の第2は、後ほどご説明いたします職員の給与改定等に伴い、所要の経費を追加するほか、共済費が不用となったことに伴い、所要の経費を減額するものであります。  本年度の職員の給与改定等に伴い、給料、職員手当及び退職手当について、一般会計においては、職員費4億8,490万円、議会費500万円、特別会計においては2,340万円をそれぞれ増額いたしますが、一方、共済費の執行見込み額が減少したことに伴い、一般会計においては、職員費11億8,090万円、特別会計においては6,840万円をそれぞれ減額いたします。  後ほどご説明いたします病院事業会計における6,400万円の減額と合わせますと、本年度の給与改定等に伴う影響額は、全会計を合計いたしまして8億円の減額となりますが、一般会計への影響につきましては、職員費6億9,600万円、特別会計への繰出金4,500万円及び企業会計への繰出金8,200万円をそれぞれ減額し、議会費500万円を増額するものであります。
     補正項目の第3は、年度内に新たに予算措置の必要が生じたものであります。  これは、2017冬季アジア札幌大会について、参加選手、役員数の増加に対応するための経費、テロ対策及び情報セキュリティーの強化のための経費等を追加するものであります。  以上によります一般会計歳入歳出予算補正総額は49億3,100万円となり、この財源といたしましては、国庫支出金等特定財源51億7,950万円を充て、既に予算に計上していた財政調整基金からの繰入金2億4,850万円を減額するものであります。  次に、繰越明許費でありますが、これらは、先ほどご説明いたしました国の経済対策等に関連する事業の一部については、事業着手が年度末となることにより、また、「(仮称)丘珠縄文遺跡公園整備事業については、くいの引き抜きのため、既存のレストハウスの解体に当初の想定よりも時間を要することとなり、いずれも事業の年度内の執行が困難となりますことから、それぞれ事業費の全部または一部を翌年度に繰り越すために設定するものであります。  次に、債務負担行為の補正でありますが、まず、マイナンバーを用いた他団体等との情報連携に対応するための各種システム改修など早期の契約が必要な事業について、それぞれ債務負担行為を設定するものであります。  また、道路新設改良事業及び舗装等整備事業の一部について、早期に工事を発注することにより、事業者に十分な準備期間を確保するとともに、施工時期の平準化を図るため、それぞれ債務負担行為を設定するものであります。  さらに、指定管理者制度に係る協定の期間が本年度末をもって満了するもののほか、新たに指定管理者制度を導入する施設につきまして、本年度中に来年度以降の協定を締結するため、債務負担行為を設定するものであります。  なお、これに関連いたしまして、指定管理者制度により管理を行う公の施設について、来年度からの指定管理者を指定するため、議案第12号から第14号までの公の施設の指定管理者の指定の件を提出しております。  加えて、外国語指導助手業務委託に関する経費について、期間及び限度額の変更を行うほか、学校改築工事スケジュール変更に伴う期間の変更を行うものであります。  次に、議案第2号から第5号までの各特別会計補正予算は、先ほどご説明いたしました職員の給与改定等及び共済費の不用に伴う職員費等の減額を行うほか、議案第4号 平成28年度札幌市後期高齢者医療会計補正予算におきまして、不足が生じる見込みとなった保険料の超過納付分の還付金を追加するものであります。  また、議案第3号 平成28年度札幌市国民健康保険会計補正予算及び議案第5号 平成28年度札幌市介護保険会計補正予算におきまして、マイナンバーを用いた他団体等との情報連携に対応するための各種システム改修のため、それぞれ債務負担行為を設定するものであります。  次に、議案第6号 平成28年度札幌市公債会計補正予算は、先ほどご説明いたしました一般会計の補正に伴う市債の整理を行うものであります。  次に、議案第7号 平成28年度札幌市病院事業会計補正予算は、先ほどご説明いたしました職員の給与改定等及び共済費の不用に伴い、収益的支出について給与費の減額を行うほか、収益的収入について一般会計からの繰入金を減額するものであります。  次に、議案第8号 平成28年度札幌市軌道事業会計補正予算は、街路拡幅に合わせて実施する路面電車既設停留場改修工事などに係る経費の追加を行うものであります。  次に、議案第9号 平成28年度札幌市高速電車事業会計補正予算は、地下鉄さっぽろ駅魅力アップ事業に係る経費の追加を行うほか、南北線澄川耐震改修工事について、入札不調となったことから、事業費等の再精査を行い、債務負担行為の限度額を増額するものであります。  次に、議案第10号 平成28年度札幌市下水道事業会計補正予算は、工事の早期発注による事業執行の平準化を図るため、管路布設等事業の一部について債務負担行為の設定を行うものであります。  次に、議案第11号は、札幌市職員給与条例等の一部を改正する条例案であります。  本年9月16日に、札幌市人事委員会から、職員の給与を0.15%引き上げること等を内容とする勧告が行われております。  そこで、人事委員会勧告制度の趣旨、これまでの改定経緯等を踏まえ、職員の給与について、この勧告を考慮した改正などを行おうとするものであります。  その主な内容についてご説明いたしますと、まず、給料表につきましては、行政職、消防職及び医師職の給料表の改定を行うものであります。また、諸手当につきましては、勤勉手当初任給調整手当並びに特別職の職員及び特定任期付職員に支給する期末手当引き上げを行うほか、来年度から段階的に配偶者に係る扶養手当の引き下げ及び子に係る扶養手当引き上げを行うなどのものであります。  次に、議案第15号は、札幌市個人情報保護条例及び札幌市情報公開個人情報保護審議会及び札幌市情報公開個人情報保護審査会条例の一部を改正する条例案であります。  これは、いわゆるマイナンバー法の一部改正等を踏まえ、情報提供等、記録の定義等について改正を行うほか、所要の規定整備を行うものであります。  次に、議案第16号は、札幌市職員退職手当条例の一部を改正する条例案であります。  これは、高年齢者の雇用を一層推進すること等を目的として、雇用保険法の改正により失業等給付給付内容等が変更されたことに伴い、国家公務員について、国家公務員退職手当法で定める雇用保険法上の失業等給付に相当する失業者の退職手当に係る給付内容等の改正が行われたことを踏まえ、本市職員における失業者の退職手当について、国の制度に準じた所要の改正を行うものであります。  次に、議案第17号は、札幌市基金条例の一部を改正する条例案であります。  これは、敬老優待乗車証交付事業に係る収入と支出の間の年度のずれを解消することを目的として設置された敬老優待乗車証基金について、平成29年度からの敬老優待乗車証ICカード化に際し、利用者納入金の納入時期を見直すことにより、当該年度のずれが生じなくなることから、敬老優待乗車証基金を廃止するものであります。  次に、議案第18号は、札幌ウィンタースポーツミュージアム条例の一部を改正する条例案であります。  これは、冬季オリンピックパラリンピック招致機運の醸成及びオリンピックパラリンピック教育の推進を図ることを目的として、札幌ウィンタースポーツミュージアムについて、国際オリンピック委員会オリンピックミュージアムネットワークに加盟するための手続を進めてきたところ、去る10月27日にネットワークへの加盟が認められたことから、施設の名称を変更するとともに、施設の設置目的及び事業内容を追加し、札幌オリンピックミュージアムとして供用するためのものであります。  次に、議案第19号は、札幌市介護保険条例の一部を改正する条例案であります。  これは、介護保険法の一部改正により、全国一律のものとして提供されていた介護保険サービス介護予防訪問介護及び介護予防通所介護並びに介護予防支援の一部が、市町村が地域の実情に応じて実施する訪問事業通所事業及び介護予防支援事業としてそれぞれ介護予防日常生活支援総合事業に位置づけられたことに伴い、これらの事業を行う事業者の指定等の申請に係る手数料を定める等の改正を行うものであります。  次に、議案第20号は、札幌市指定地域密着型サービス及び指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例案であります。  これは、介護保険法の一部改正により、介護保険サービス通所介護のうち、小規模のものが地域密着型通所介護として位置づけられ、厚生労働省令において地域密着型通所介護に係る人員、設備、運営等に関する基準が定められたことに伴い、本市における地域密着型通所介護に係る人員、設備、運営等に関する基準を定めるものであります。  次に、議案第21号は、札幌市都市景観条例の一部を改正する条例案であります。  これは、景観を構成する要素を幅広く捉え、能動的、創造的にまちの魅力、活力を向上させるための改正を行うもので、主な内容といたしましては、まず、景観に与える影響が大きな建築物の建築等を行おうとする者に対して事前の協議を義務づけるとともに、景観重要建造物や札幌景観資産以外のもので、良好な景観の形成上、価値があると認められるものについて、活用促進景観資源として登録する制度を設けるものであります。また、地域ごとの景観に係るまちづくりを推進するため、地域住民等と協議し、地域ごとにその特性に応じた魅力的な景観を形成するための指針を定めることができることとするほか、所要の改正を行うものであります。  次に、議案第22号は、札幌市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例案であります。  これは、新たに都市計画の決定を行った農試公園東地区に係る地区整備計画の区域について、周辺住宅市街地と調和のとれた良好な住宅市街地を形成することを目的として、建築物の用途等の制限を設ける改正を行うものであります。  次に、議案第23号及び第24号は、損害賠償及び和解に関する件であります。  これは、発寒清掃工場の煙突から飛散したさびを含む雨水等が周辺事業者及び個人が所有する建物及び車両に付着した事故につきまして、被害に遭われた複数の事業者及び個人と示談交渉を行ってきたところ、このたび、そのうちの2事業者と、損害賠償の額について、それぞれ約139万円及び約192万円とする内容で和解のめどが立ちましたので、議会の議決を求めるものであります。  このほか、議案第25号及び第26号につきましては、いずれも議案末尾に記載する理由によりご了解いただけるものと存じますので、説明を省略させていただきます。  なお、報告第1号から第3号までは、市営住宅に係る調停、札幌市の業務に関して発生した事故に係る損害賠償及び和解並びに工事請負契約の金額変更に関する専決処分の報告であります。  以上で、ただいま上程をされました各案件についての説明を終わります。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長(鈴木健雄) お諮りします。  ただいま説明のありました議案26件につきましては、議事の都合上、その議事を延期したいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健雄) 異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。  ―――――――――――――――――― ○議長(鈴木健雄) お諮りします。  本日の会議はこれで終了し、明日11月30日から12月4日までは議案調査等のため休会とし、12月5日午後1時に再開したいと思いますが、ご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健雄) 異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。  ―――――――――――――――――― ○議長(鈴木健雄) 本日は、これで散会します。  ――――――――――――――――――       散 会 午後1時26分 上記会議の記録に相違ないことを証するためここに署名する。  議  長        鈴   木   健   雄  署名議員        五 十 嵐   徳   美  署名議員        林       清   治...